
今回はAppleエコシステムという魔境を紹介します。一度組み込まれたら抜け出せない恐ろしい仕掛けで、これがあるから私もAppleを使い続けています。
エコシステムがあることで人々はApple製品から抜け出せなくなり新作を買い漁る亡者または信者と呼ばれる人ならざるものに変体することになります。
エコシステムは別名「進化の秘法」とも呼ばれ、人間、動物、魔物といった生物を従来の進化の過程を無視して成長させる力を持つ、魔族に伝わる秘法である。
この場合の魔族というのは「Apple」のことを指します。
地獄の帝王「エスターク」ことスティーブ・ジョブスが作ったもので、今は「ピサロ」ことティム・クックが引き継いでいます。
とまあ、冗談はおいておいて、今回はAppleのエコシステムについて説明します。
エコシステムはApple製品同士の使い勝手を向上させてくれる魔法のシステムです。
例えばiPhoneで撮影した写真を友人に渡すのに、LINEなどのメッセンジャーアプリなどで送信をしなくてもいいです。
Appleのエコシステムがあれば、Bluetoothで直接友達のiPhoneに送れちゃいます。
つまり、後で送るねー、と言っていた友人を何時間も待つ必要がなく、その場ですぐに共有することができます。


iPhoneからiPhoneだけでなく、iPhoneからiPad、iPadからMacに写真やデータを共有することもできます。
こうした便利な機能やサービスが豊富なのが、Apple製品購入をおすすめする理由です。
この記事では
Appleエコシステム
エコシステムとは
最初に簡単に言ってしまえば、エコシステムとはApple製品のデバイス同士なら簡単にデータ共有ができますよという機能です。
データの共有やファイルの移動、アプリの互換性など、Apple製品同士を強固に繋げる最強の「囲い込み機能」です。
これがあるせいで、私はApple製品以外のスマートフォンやパソコンの購入ができません。
そうエコシステムのせいで・・・。

iPhoneの売り上げの影響で
みなさんはなぜ人々がMac,Macbook,iPhoneにiPadのようなApple製品を使い続けるか考えたことがありますか?
2010年ごろから日本でもiPhoneのおかげでAppleという会社が老若男女幅広い人に認知され始めました。
もともとマッキントッシュに始まる、MacやMacbookなどのWindowsとは違うOSのパソコンを出していましたが、Windowsほど国内では幅を利かせていたわけではありませんでした。
そのスタイリッシュさやUI、Windowsとは違うアプリ・ソフトによりその頃から根強いファンはたくさん存在していました。
そんなMacbookも今ではどこかしこで見ることができるアイテムとして浸透してきました。
シンプルな見た目で人気なのもありますが、iPhone・iPadが世界中で使用されるようになったことでよりMac・Macbookの必要性が増えました。
はてな


エコシステムの連携例
iPhoneやiPadは単体でも十分に機能しますが、個人的にはMacやMacbookと組み合わせることでその機能を12分に発揮することができます。
エコシステムで使われている連携例は以下です。
エコシステムの連携例
エコシステムはデバイス(iPhone,iPad,Mac,Macbook)とデバイスの切り替えをスムーズにできるシステムでもあります。
違うデバイスでしていた作業を別の作業で引き継ぐのを滑らかにしてくれたり、データの移動を簡単にしてくれます。
またサービスやウェアラブルデバイスのデータ共有や接続を簡単にしてくれたりもします。
そのためひとつでもiPhoneまたはiPad,MacのようなApple製品を持っている方は、スマホもパソコンも合わせてAppleに統一することで快適な作業環境を手に入れられます。
Air Drop
簡単にファイルが送受信できる、私がヘビーに使いまわしている最愛の機能がAirDropです。
AirDropとは、デバイス(iPhone,iPad,Mac,Macbook)とデバイスの間でのデータをBluetoothにより簡単にファイル移動する機能です。
冒頭の例のように、友人や家族に撮影した写真をその場で共有できたりします。
ほかにもPDFファイルやMP3のデータをUSBやクラウドサービスを通さずにその場でApple製品に送信することができます。

これは本当に便利な機能なので、iPhoneユーザー同士なら一度は試していただきたい機能です。
メモ
メリット
- USBケーブルなどを接続する必要がない。
- 写真や動画のようなファイルが重いものでも簡単にデータ移動ができる。
- それでいてデータの劣化なし
- 連絡先なども友達・家族に簡単に共有できる。
- Appleユーザー同士なら誰でもその場ですぐに共有できる。
バカロカの使い方
レビュー系の記事を書く時に、iPhone 11 Pro Maxで撮影して、そのデータを何の接続もなしにシームレスにMacbook Proに送信することができます。
ケーブルで接続したり、アプリで共有する必要がないので、本当に楽です。
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AirDropとは?データや写真をその場でiPhone等に転送できる魔法の機能。
iCloud
iCloudはiPhone,iPad,Mac,Macbookに最初からついているクラウドストレージサービスです。
クラウドストレージサービスとは、データを本体ストレージではなくオンラインに保存できるサービスです。
iCloudにサインアップした時点で無料で5GB分のオンラインストレージが利用可能です。
iCloudでは電話帳やアプリで共有できるデータなどのほか、写真やそのほかのファイル・データも保存できます。
Appleデバイスにインストールされているメモやリマインダー、カレンダーなどもこのiCloudを使えば簡単に情報を共有できます。
例えばiPhoneのメモアプリのiCloudのフォルダで新しくメモを作れば、同期しているほかのデバイス(iPad,Mac)でもすぐに作成したメモが確認できます。
メリット
- デバイス(iPhone,iPad,Mac,Macbook)での作業の引き継ぎが超滑らか
- 本体のストレージをアップグレードするよりお得感
- 家族と共有できる
月額で、50GB:130円、200GB:400円、2TB:1300円とお得な価格だと個人的には思っています。
200GBの400円なら1年で4800円、2年で9600円とiPhoneを2年使うなら、ストレージ容量のアップグレードとiCloudの利用はそんなに変わりません。
むしろiPadやMacでも共用で使える分便利なので、すごくおすすめです。
ココがポイント
家に2台以上Apple製品があるならiCloudの利用がおすすめ!
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iCloudの容量は購入すべき?iCloudを活用して日常生活を100倍楽にしよう!!

アプリ
Appleのエコシステムにかかればアプリ同士の連携も アンドロイドとWindowsにはないような、作業効率を高めてくれます。
AirDropを使ったファイルの移動に、iCloudによる自動的に作業の引き継ぎやデータの同期。
アプリの種類にはよりますが、だいたいの作業系アプリはiCloudにより常にデータが同期されており、どのデバイスからでも作業が引き継げます。
そして完成したファイルはAirDropにより、簡単にファイルを他のApple製品に送信できます。


純正のアプリでも
Apple製品を購入したときからダウンロードされているプリインストールのアプリはだいたい、iCloudによりデータの連携が瞬時にされます。
このおかげで、iPhoneでメモ・リマインダー・カレンダーに追加・変更すれば、お使いのiPadやMacでもすぐに情報がアップデートされます。
意外と知られていないけど
日本ではメッセージアプリとしてLINEが人気ですが、私は友人とビデオ電話をするときはFacetimeを使います。
FacetimeはiPhoneやiPad、Macbookのユーザーなら無料で使えるビデオ電話です。
SkypeやZoom、LINEでビデオ電話するときよりもスムーズに会話できるというのは、バカロカ談。
おすすめのiOSアプリ
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サービス
これは近年のAppleの売り上げによるものですが、iPhoneは売り上げが15%減少した代わりにiCloud、App Store、Apple Music、Apple Pay、iTunesなどのデジタルコンテンツを含むサービス事業の売上は好調です。
iPhoneは中華アンドロイドに見られるような2 年きっかり(またはそれより早く)で壊れることがないので、長く使用できるためiPhoneを買い換える人が少ないというのがポイントです。
もちろん近年のiPhoneの ハイエンドモデルの値段が高騰しているので、中古のiPhoneが相対的に人気を担っているというのもあると思います。
そこでAppleはサービス分野に注力しています。
中古のiPhoneは市場に出回っているので、iPhoneを新しく売るよりも、すでに手元にあるiPhoneにサービスという付加価値を付けてそこから売り上げを得ようと言うものだと思います。
iCloudを含めてこういったアプリやコンテンツによる囲いこみもエコシステムの一環です。
デバイスに関係なくアカウントを通じての購入や支払いなので、なかなかアンドロイドやWindowsにはない画期的なシステムです。
さらに2019年3月末のAppleイベントでは、例年のようにデバイスのプレゼンではなくサービスを大々的に押し出したものでAppleがどこに重きを起き出したかの決意を発表したものでした。
サービスもいいのですが、もっとデバイスにももっともっと力入れてくれよ!!とは思いますが、もう何が出ても購入する信者がいるのが問題です。
そしてその信者を量産したスティーブ・ジョブスが一番の悪です。

ウェアラブルデバイス
Appleから出ているウェアラブルデバイスには「AirPods」と「Apple Watch」があります。
どちらもiPhoneをはじめとするApple製品との連携がとてもうまく働いており、家の中でも外でも大活躍のデバイスです。
音楽やメールをコントロールすることもできるこれらのデバイスとの連携のおかげで、Apple信者はますますその沼にはまっていきます。
まとめ
今回はAppleエコシステムという恐ろしい魔境を紹介しました。
Apple製品同士の連携力を最大限に高めてくれる、機能、サービス、クラウドで、Appleユーザーの生活を10000倍も楽にしてくれます。
一度組み込まれたら抜け出せない恐ろしい仕掛けで、これがあるから私もAppleを使い続けています。
またApple製品購入をおすすめする理由でもあります。
デバイスの機能を引き出し、作業効率を高めてくれる、この便利なAppleのエコシステムにはまるとその便利さや作業効率の高さから抜け出せなくなり沼にどっぷりと浸かり続けることになります。
実際この囲い込みのためにApple以外のデバイスが使えなくなるという副作用があるので、Apple製品に手を出すのは要注意です。

今日のガジェ道

Appleのエコシステムは至高にして最強!!統一するってのは超気持ちいい!!
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