今回はUniswapに代わる激アツ「PancakeSwap(パンケーキスワップ)」の始め方ガイドです。
UniSwap(ユニスワップ)は今絶大な人気の中央管理者を必要としない、分散型取引所(DEX)です。
取引所と違い、中央有権の取引所ではないため、手数料がほとんど発生しないという特徴も兼ね備えています。
しかし、実際はETH(イーサリアム)の取引にかかる手数料いわゆるGAS代が高騰しており、Uniswapで取引を1回するのに10ドル〜かかることもザルです。
これだと、よほど100倍になる可能性のあるスモールキャップマーケットのコインを速い段階で見つけたという場合以外だと旨味が少ないように感じます。
そこでUniswapに代わる新しい人気の分散型取引所(DEX)がタイトルのPancakeSwapです。
PancakeSwapはBinanceが開発する「Binance Smart Chain(通称BSC)」上のプログラムで管理されています。
Whale(クジラ)と呼ばれる大口の個人資産家から、新たなジェム(宝石)を求めた資産家まで多くの投資家がPancakeSwapを使い始めています。
イーサリアムのガス代と違いBSCのガス代は良心価格ですので、今後はPancake Swapと海外取引所を使い分けて仮想通貨を購入できます。
Pancake SwapはいわゆるShitcoinやMeme coinという、リスクもリターンも鬼のように高いコインの取引も、低いガス代でできるのが最大のメリットだと思います。
この記事では
Uniswapに代わる激アツ「PancakeSwap(パンケーキスワップ)」の始め方完全ガイドで、すぐにでもPancakeSwapで取引を始められるようにお手伝いします。
PancakeSwapの始め方手順
日本国内からPancakeSwapを始めるには以下の7ステップを踏む必要があります。
ポイント
- 等の国内取引所でビットコインの購入
- Binance口座の開設とビットコインの送金
- BNBの入手
- MetaMaskのインストール
- MetaMaskにBSCの追加
- MetaMaskにBNBを送金
- Pancake Swapで取引を始める
色んな用語が出てきて混乱しそうになりますが、ひとつずつ順を追って説明しますので、意外と簡単にできると思います。
その代わり送金に時間がかかることもあるので、時間に余裕がある時にするか、ステップごとに少しずつしていくことをおすすめします。
すでにバイナンスのアカウント、Metamaskを作成している方はMetamaskにBSCの追加までスキップできます。
さっそく詳細を見ていきましょう。
ビットコインの購入
まずは仮想通貨の運用を始めるために、日本円を仮想通貨と交換する必要があります。
今回はビットコインを例にして説明します。
などの国内取引所でビットコインを購入しましょう。
すでに他の国内取引所を開設している方はそちらからビットコインを購入してください。
BNBを簡単に購入したい方はビットコインを0.002 BTC以上からでないとコンバートできないため、0.002BTC以上を購入してください。(※2021年4月時点)
両替ではなく、トレードをしたい方は0.002 BTC以上である必要はありません。
ポイント
NBを簡単に購入したい方はビットコインを0.002BTC以上を購入してください。
Binance口座の開設とビットコインの送金
ビットコインを購入したら、(バイナンス)の口座を開設します。
海外で最も取引が行われている取引所ですので、信頼性は高いです。
ただし、バイナンスを騙る偽サイトもあるので注意が必要です。
こちらが正式なリンクです:
バイナンスは日本語に対応しているので、登録をはじめる前に日本語に切り替えておくとスムーズに開設できます。
Pancake SwapはBSCを使っているから
最終的な目標であるPancake SwapはBSC(バイナンススマートチェイン)という、のエコシステムを使っているため、Binanceのトークンである、BNB(バイナンスコイン)を購入する必要があるためです。
ポイント
BNBというバイナンスのトークンを購入するためにバイナンスの口座を開設する必要がある。
ビットコインをBinanceに送金する
Binance口座を開設したら、CoincheckからBinanceに送金しましょう。
Binanceで
送金準備としてBinanceで以下の4ステップをしてください。
- Binanceにログイン
- 上部のウォレットのタブの中にある「フィアットと現物」をクリック
- 「入金」画面から、通貨としてBTC(ビットコイン)を選択
- ビットコインの入金アドレスをコピー
ビットコインを購入した取引所で
次に、ビットコインを購入した国内取引所にログインしてください。
- コイン送金画面で、ビットコインを選択
- Binanceでコピーしたビットコインの入金アドレスを入力
- 金額を設定し、送金
送金するときは、一度に全部送るのではなく、まずは少額でテストしてみてください。
アドレスを間違えると自分の口座に振り込まれずに、取り返すこともできないためです。
注意ポイント
送金前に、アドレスが正しいか必ずチェックする。
BNBの入手
BNB(バイナンス)コインを入手する方法はふたつあります。
コンバート(両替)もしくはトレードです。
コンバート
コンバートは間違いなく簡単にBNBを購入できる方法です。
- 画面上部トレードを選択
- コンバートを選択
- 振替元にBTC(ビットコイン)を選択
- 振替先にBNB(バイナンスコイン)を選択
- コンバージョンプレビューを選択
コンバージョンのメリットはすぐにBNBコインを入手できることです。
両替するときの価格は市場価格になります。
トレード
市場価格ではなく、自分で納得がいく価格で取引したいという方はトレードをご利用ください。
- 画面上部トレードを選択
- クラシックを選択
- 振替元にBNB(バイナンスコイン)を選択
- 振替先にBTC(ビットコイン)を選択
- 購入したい価格で注文する
- トレード成立を待つ
振替元と振替先は反対でも問題ありません。ペアがBNB/BTCということだけしっかりと確認してください。
トレードのメリットは、ビットコインを購入した価格よりもお得にBNBを購入できる可能性があることです。
自分で購入したい価格を設定、注文できるためです。
その代わり、時間がかかったり、注文がすぐには成立しない、または価格が高騰し続けるなどのこともあります。
すぎにPancakeSwapを使い始めたい方はコンバートをおすすめします。
BNBの購入までがひと段落です。
次からはPancakeSwapを利用するための仮想通貨のウォレット(口座)をインストール・設定していきます。
MetaMaskのインストール
BinanceでBNBコインを購入すれば、次はPancakeSwapを利用するための仮想通貨のウォレットMetamask(メタマスク)のインストール・設定をしていきます。
MetaMaskは仮想通貨のウォレットの事で、Google Chrome,FIrefox,Edge等ブラウザまたはiOS,Androidに対応しています。
当記事ではGoogle Chromeでインストール設定をしていきます。
MetaMaskも偽物があるため、下記リンクからインストールしてください。
Install MetaMask for Chromeをクリックすれば、Chrome ウェブストアの画面が開きますので、Chromeに追加してください。
Metamaskを作成する際にパスワードとは別に、「シークレットフレーズ」という12個の単語が表示されるので、必ずノートなどの物理的な紙に控えてください。
シークレットフレーズはパスワードとは別に、MetaMaskを復元する時等に使われます。
そのため、スクリーンショットやメモで保存をしている場合、流出すると他人にお金を引き出されることもありますので、注意してください。
ココがポイント
シークレットフレーズは必ず控えを作成しておく。
MetaMaskの作成方法詳細
MetaMaskの作成方法詳細は以下の記事にまとめております。
MetaMaskにBSCの追加
インストールしたばかりのMetaMaskにはPancakeSwapで使うBSC(バイナンススマートチェイン)のネットワークがありませんので、自分で追加する必要があります。
step.1 MetaMaskを開く
Chrome右上にあるジグソーパズルのアイコンをクリックして、MetaMaskを開きます。
この後も頻繁に使うのでPinをしておくことをおすすめします。
step.2 MetaMaskを別タブで開く
MetaMaskにBSCを追加するためにはコピペが必要ですが、通常のウィジェットでは消えることもあるので、別タブで開きます。
step.3 Custom RPCからBSCネットワークを追加する
画面右上にあるアイコン左をクリックして、ネットワーク画面を開きます。
今の時点ではBSCネットワークはありませんので、Custom RPCをクリックすることでBSCネットワークを追加します。
step.4 BSCネットワークの設定を入力する
上の画像の様にコピペをして、セーブ、Add Networkをクリックしていけば、MetaMaskにBSCが追加されます。
コピペする内容はこちらです。
- Network Name:Binance Smart Chain
- New RPC URL:https://bsc-dataseed1.binance.org/
- Chain ID:56
- Symbol (optional):BNB
- Block Explorer URL (optional):https://bscscan.com/
step.5 BSCが作成できたか確認する
BSCネットワークが無事に作成できたか確認する方法があります。
上の画像の様にメニュー→View in Explorerをクリックします。
すると、下の画像の様にパブリックになったあなたのBSCアドレスを確認できます。
口座内の残金からトランザクションまで公開されます。
さて、MetaMaskにBSCネットワークを追加すれば、後はBinanceで購入したBNBをMetaMaskに送金するだけです。
MetaMaskにBNBを送金
MetaMaskで
Binance Smart Chainネットワークを選択して、アドレスをコピーをして準備をしておきます。
Binanceで
- 画面右上のウォレット→「フィアットと現物」を選択
- 出金→仮想通貨→通貨→BNBの順にクリック
- 受取人のBNBアドレスには、先ほどMetaMaskでコピーしたアドレスを入力
- ネットワークはバイナンススマートチェーンを必ず選択
- 送金する金額を入力
- 提出(送金)
アドレスは間違いがないか必ず確認してください。
バイナンスチェーンではなくバイナンススマートチェーンです。 違うネットワークを選択するとトランザクションに失敗し、資産を失います。
受取人のBNBアドレスには、先ほどMetaMaskでコピーしたアドレスを入力します。
ネットワークはバイナンススマートチェーンを必ず選択してください。
こちらの送金もテスト送金を行ってから、本送金を行うのがいいかもしれません。
BSCへの送金は、20分ほどかかる場合があります。
BNBが無事送金できたら、ついにPancakeSwapを使ってみましょう!
Pancake Swapで取引を始める
MetaMaskにBNBを送金すればようやくPancakeSwapを使い始めることができます。
PancakeSwapの正式なリンクは以下です。
https://pancakeswap.finance/
上記のリンクからPancakeSwapにアクセスすれば、画面右上のConnectをクリックして、MetaMaskを選択すればウォレットが同期されます。
あとはBNBをCAKEトークンに替えたり、BNBのままスモールキャップマーケットのコインに先行投資をするなど自由に取引できます。
Pancake Swapの使い方や先行投資の仕方は別の記事で紹介したいと思います。
ログアウトをお忘れなく
取引後にはログアウトを忘れずにしましょう。
画面右上のウォレット番号とアイコンのところをクリックして、Logoutをクリックすればログアウトできます。
まとめ
今回はUniswapに代わる激アツ「PancakeSwap(パンケーキスワップ)」の始め方ガイドでした。
イーサリアムのガス代と違いBSCのガス代は良心価格ですので、今後はPancake Swapと海外取引所を使い分けて仮想通貨を購入できます。
Pancake SwapはいわゆるShitcoinやMeme coinという、リスクもリターンも鬼のように高いコインの取引も、低いガス代でできるのが最大のメリットだと思います。
投資を行う方は取引の内容を理解した上で、自己責任で行ってください。
BNB(Metamask,BSC)アドレス:0xCA9aF20F2404C14E006d6027B049019fa64960e2