
iPadが欲しいけど、種類が多くてどのiPadがいいかわからない。iPad ProとAir、どっちがいいの?Airと無印の違いは何?
今回はそんな方に向けて記事を書いていきます。
2010年のiPad初代発売以来、現在ではiPadのラインナップはPro、(無印)、Air、miniの4種類あります。
さらにこの4種類の中にも発売した年によりモデルが変わりさらにややこしくなってきます。
そこで今回は以下のポイントを抑えながら、各iPadのモデルごとの特徴を紹介していきます。
この記事はこんな方におすすめ
- タブレットが欲しいけどどれにすればいいか迷っている
- iPadの違いが知りたい
- iPadって種類多いけど結局どれがいいの?
- タブレットをパソコンの代わりに使いたい
- iPad無印とProの違いって?
- それぞれどう使うん?
- 絵を書くのにおすすめのタブレットは?
という方に向けて書いていきます。
この記事では用途・サイズ・スペック・価格の項目で各iPadのモデルを比較をしていきます。
2018年モデルのiPadがApple Pencilに対応したことから、Apple PencilはProのみということもなくなり、どのモデルのiPadがいいか迷うと思いますので、各タブレットの特徴とおすすめのポイントをもとに紹介していきます。
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目次
各モデルごとによるiPadの違い
最初にざっくりとですが、各モデルごとによるiPadの違いを紹介します。
まず、現在iPadにはPro,Air,無印,miniの4モデル存在します。

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先におすすめのiPadを、ユーザー別にわけて紹介しておきます。
iPadおすすめまとめ
- iPad Pro 12.9インチ→大画面でクリエイティブな作業を家でじっくりしたい方向け
- iPad Pro 11インチ→持ち運び可能なパワフルなタブレットが欲しい方向け
- iPad Air→iPad以上iPad Pro以下のスペックが欲しい方向け
- iPad(無印)→コスパのいいタブレットでApple PencilとSmart Keyboardも使いたい方向け
- iPad mini 5→ベストバイiPad!小さいは正義
次に各iPadのモデルごとがどのような方におすすめか詳細をみていきます。
iPad Pro

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まずはiPadのハイエンドモデル、iPad Proは以下のような方におすすめです。
iPad Pro
-
- iPadをパソコンの代わりとして使いたい
- iPadを仕事の道具として使いたい
- 写真・動画編集のような重たい作業をする
- イラストやデザイナーの仕事で使いたい
- デジタルで絵を描く
- Apple Pencil(第2世代)が使いたい
- Magic Keyboardが使いたい
- 最高のスペックのiPadが欲しい方
iPad Proはハイエンドモデルのため値段は他のiPadに比べると高いです。
その代わりにパソコンにも負けないパフォーマンス能力の高さや、イラスト・デザイナー・アーティストにはパソコンよりも使う機会が多いかもしれないiPadのモデルです。
近年のアップデートではワイヤレスキーボード、マウスにも対応したため、よりパソコンライクで使うことができるようになりました。
Apple純正のキーボードでもトラックパッドに対応するなど、Macbookと同じように使えるようになりました。
iPad Proの場合はタブレットとして切り離して使える、Apple Pencilが使えるなどMacbookではできない使い方もできます。
iPad Proだけの特徴
Apple Pencil 第2世代
現在Apple Pencil(第2世代)はiPad Pro(2018年以降のモデル)のみに対応しています。
Apple Pencil 第2世代を使うことで、より速く、快適にデザイン制作・絵を描く、手書きのメモ、ノート制作ができます。
ProMotionテクノロジー
iPad Proの場合、ProMotionテクノロジーと呼ばれる機能により、遅延を全く感じることなくスラスラ本当にペンを使っているようにApple Pencilを使うことができます。
iPad Proはプロユーズのクリエイター向けのため、ディスプレイも最大では12.9インチとほぼAppleのハイエンドラップトップにMacbook Proと同じ大きさのディスプレイが選択できます。
パソコンの代わりにタブレットで全てを完結させたい方の場合はこの12.9インチがおすすめです。

USB Type-C
2018年以降のiPad ProのモデルはUSB Type-Cに対応しています。
USB Type-C対応のアクセサリーが増えているので、この変化は嬉しいです。
よりプロユースに近づきました。
Face ID
2018年以降のiPad ProのモデルはFace IDに対応しています。
ホームボタンを廃止したことで、ベゼル幅が狭くなり、よりディスプレイが大きく使えるようになりました。
デュアルスピーカー
iPad Proのみデュアルスピーカーです。
オーディがよりダイナミックに壮大に聞こえるため、映像をより楽しく視聴できます。
iPad Air

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iPad Airはミドルレンジモデルで、以下のような方におすすめです。
iPad Air
-
- iPadを仕事の道具として使いたい
- 写真・動画編集のような重たい作業をする
- イラストやデザイナーの仕事で使いたい
- ミドルクラスのスペックのiPadが欲しい
- iPadに10万円は使えない
iPad AirはミドルレンジのiPadです。
Apple Pencil(第一世代)、Smart Keyboardに対応したモデルです。
iPad(無印)もApple Pencil、スマートキーボードに対応しているので、差別化がうまくできていない気もします。
それでもiPad Airを選ぶ理由はあります。
iPad(無印)ではスペックが足りない、それでもProまでは買う必要もないという方向けです。
54,800円(税別)からのため、Proモデルよりも3万円安いです。
浮いた3万円で、Apple Pencilやスマートキーボードなどの周辺アクセサリーを購入することができます。
iPad(無印)

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iPad(無印)はエントリーモデルのiPadで、以下のような方におすすめです。
iPad(無印)
- iPadをとにかく試してみたい
- iPadをとにかく安く購入したい
- インターネット、読書、ゲーム、Youtubeなどの動画を楽しみたい
- とにかくApple Pencilを使ってみたい
iPadも今ではApple Pencil、Smart Keyboardに対応しました。
これで今まではiPad Proでしかできなかった、ペンを用いた作業、純正のキーボードの利用がiPad(無印)でもできるようになりました。
とはいえ、エントリーモデルのため、上位のAir,Proモデルに比べると処理が遅かったり、ハイエンドモデルにしかない機能で性能に差をつけられています。
iPad(無印)はとにかく、タブレット(iPad)が欲しい方、スマホではなくタブレットで動画などを楽しみたい方向けのモデルです。
iPad mini

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iPad miniはiPadの少し小さいバージョンのタブレットで、以下のような方におすすめです。
iPad mini
- 小さくて軽いタブレットが欲しい
- どこにでも持ち運べるタブレットが欲しい
- 寝ながら使いたい
- インターネット、読書、ゲーム、Youtubeなどの動画を楽しみたい
iPad miniもまたApple Pencil(第1世代)に対応しています。
残念ながら純正のSmart Keyboardはありませんが、ワイヤレスのキーボードには対応しています
iPadはパソコンライクな作業向けのiPadではなく、エンターテイメントやビデオ電話といった大きいスマホといった使い方をしたい方におすすめのiPadです。
大きい他のiPadのモデルと違い、寝ながらも使えるし、どこにでも持ち運びができます。
動画視聴や読書にぴったりのサイズのiPadです。

簡単なまとめ

タブレットをエンターテイメントに使いたい人→iPad(無印)、miniってことじゃの。
モデル別のスペック
iPadを購入する時のポイントは以下の4点です。
- モデル
- 本体の大きさ
- 用途
- 対応アクセサリー
そして上の4点を中心に、各モデルごとのスペックをまとめた表を用意しました。
各iPadのモデルはWi-Fiモデルのものを表記しています。モデル | iPad Pro 12.9 | iPad Pro 11 | iPad Air | iPad 第6世代 | iPad mini |
本体の大きさ | 12.9インチ | 11インチ | 10.5インチ | 10.2インチ | 7.9インチ |
重さ | 641g | 473g | 469g | 483g | 300.5g |
USB端子 | USB-C | Lightning Cable | |||
Apple Pencil | ○(第2世代) | ○(第2世代) | ○(第1世代) | ○(第1世代) | ○(第1世代) |
Smart Keyboard,Smart Trackpad | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
容量 | 128・256・512GB・1TB | 64・256GB | 32・128GB | 64・256GB | |
価格 | 104,800円(税別)〜 | 84,800円(税別)〜 | 54,800円(税別)〜 | 34,800円(税別)〜 | 45,600円(税別)〜 |

用途による違い
サイズや価格もそうですが、まず何より重要なのは用途です。
購入する前に必ずご確認していただきたいのは、そのiPadは「何に使うか」です。
各モデルの使用例はこちらです。
ポイント
- iPad Pro→プロユース。デザインや動画の編集等重い作業向け
- iPad Air→ミッドレンジ。写真の編集など適度に重い作業向け
- iPad(無印)→エントリーモデル。エンタメタブレット、ノートアプリなどメモ向け
- iPad mini→エントリーとミッドレンジの中間。ベッドでエンタメ楽しみたい方向け
iPad ProはiPadシリーズのものでハイエンドモデルですし、Apple信者・中毒の憧れの的です。
そのスペックや価格など、どれをとっても最高潮です。
ただそのスペックが本当にあなたがしたいことに必要か購入の前に今一度お考えください。
インターネット、読書、ゲーム、Youtubeなどの動画を楽しみたい方やスマホの延長線のことをタブレットでしたいだけであれば iPad Proである必要はありません。
その場合は声を大にして言いたいです。

iPad Proは11インチモデルが約8万5千円(税別)から、12インチのモデルが約10万5千円(税別)からとiPadのモデルの中でも群を抜いて高いです。
iPad第6世代ならだいたい半分以下の価格でインターネット、読書、ゲーム、動画が楽しめますし、Apple Pencil(第1世代)も使用できます。
iPadをタブレットらしい使い方をする場合はとにかく費用効果の高いタブレットなので鬼おすすめです。
さらにサイズ感のちょうどいいiPad miniはもっとおすすめです。iPadよりも少しだけ高くなりますが、サイズ感がちょうどよくタブレットとして優秀です。
反対にインターネット、読書、ゲーム、動画がメインのような普段使いでなく、パソコンライクでクリエイティブなことに使いたいということであれば、iPadのスペックでは満足できないかもしれませんのでiPad ProまたはAirをおすすめします。
ポイント
エンターテイメントに使う→iPad,iPad mini
用途別おすすめのiPad
用途別で見るおすすめのiPadはこうです。
iPad Pro
iPad Pro
- タブレットで仕事をしたい
- クリエイティブなことにタブレットを活用したい
- パソコンの代わりにタブレットを置き換えたい
- 外出先でも動画の編集など重たい作業をこなしたい
iPad Air
ポイント
- iPad以上のスペックが欲しいけどiPad Proまでは必要ではない
- iPad Proは予算オーバー
- クリエイティブなことにタブレットを活用したい
- 外出先でも動画の編集など重たい作業をこなしたい
iPad(無印)
iPad(無印)
- インターネット、読書、ゲーム、動画がメイン
- パソコンなどのメインマシーンがすでにある
- とにかくiPadを使ってみたい
- とにかくApple Pencilを使ってみたい
iPad mini
メリット
- インターネット、読書、ゲーム、動画がメイン
- ビデオ電話などに使いたい
- 片手で持てるタブレットがほしい
- どこでも持ち運べるタブレットがほしい
iPad Pro
iPad Proはとにかくクリエイター向けのタブレットです。
搭載している最新の高性能チップによる処理能力をフルに活用した、動画編集やデザイン制作など重たい作業をする方に向いています。
またその性能によりパソコンの代わりにiPad一台で全ての作業を完結させたいという方にも人気のモデルです。
iPadを仕事に使う方なら、少しの出費も惜しまずiPad Proがおすすめです。

iPad Air
iPad AirはiPad Proまではいかないまでも、タブレットとして使う範囲内では優秀なタブレットです。
iPad Proまでのスペックは必要ない、コストもそこまで割けないという方におすすめのiPadです。
ほとんど2017年モデルのiPad Proと同じですので、当時のハイエンドのように使うことができます。
プロ・モーションなどProモデルだけの機能はありませんが、そこまで必要としない方には5万円台で購入できるiPad Airがおすすめです。
iPad(無印)
iPad Proのようにクリエイティブな作業をする予定がない場合はiPad, iPad miniがおすすめです。
iPadはちょうどいい大きさのタブレットに、Apple PencilもSmart Keyboard使える、価格帯も最強の万能コスパタブレットです。
持ち運びもできるし、家でもSmart Keyboardを揃えればタイピングでの作業も楽にできます。
iPad(2018)は従来iPad Proにしか対応していなかったApple Pencilにも対応しているので、手書きメモや授業中にノートを取りたい方におすすめです。
プロッフェッショナルな絵を描くには少し遅延・メモリ等が気になるかもしれませんので、その場合はiPad Proをご検討ください。
また価格の面でも、 Proに比べると約半分の価格で購入することもできるので、お財布にも優しいです!

コスパの面でみると現在最強のタブレットのひとつです。
iPad mini
iPad Proのようにクリエイティブな作業をする予定がない場合はiPad, iPad miniがおすすめです。
iPad miniはタブレットをエンターテイメントに特化した使い方をしたい方向けです。
スマホよりも大きい画面で動画やインターネットを楽しみたい、寝転びながら操作したい、寝る前にベッドで触りたいなどの用途の方にうってつけです。
またiPad miniはビデオ電話にちょうどいいサイズです。
相手の顔もしっかりと見えるし、持ち運びもできるし、ビデオ電話におすすめです。

サイズによる違い

https://www.apple.com/jp/ipad/compare/
画像のようにサイズはiPad Pro、iPad、iPad miniでは大きく異なります。
寝転びながらインターネットや動画が見たい方には小さいサイズのiPad miniが向いており、家でも外でも使いたいという方にはiPad(無印)とiPad Airが向いています。
そしてiPad最大のiPad Proの12.9インチは家でガッツリ使う、パソコンの代わりにするという方向けです。
ポイント
家でも外出先でも使う→iPad(無印)とiPad Air
外出先でも、寝転びながらでも使う→iPad mini

スペックによる違い
この項目ではiPadの性能やグラフィックに関わるチップについて比較していきます。
チップに簡単に説明するとAの次にある数字が大きいほど、高性能でグラフィックも良くなっていきます。
モデル | iPad Pro 12.9インチ | iPad Pro 11インチ | iPad Air | iPad mini 第5世代 | iPad 第6世代 |
チップ | A12Z Bionic chip | A12 Bionic chip | A10 Fusion chip |
現在の最上位モデルのiPad ProはA12Z というチップを搭載しており、Apple Store公式から引用しますと
ほとんどのノートパソコンより高速。
A12Z Bionicは、プロ向けアプリの作業が得意です。4Kビデオの編集でも、3Dのデザインでも、拡張現実の体験でも、8コアのグラフィックプロセッサが流れるようなパフォーマンスを発揮。プロのワークフローに欠かせない熱設計も強化されたので、より高いピークパフォーマンスを、より長い時間キープできます。
とのことです。
要はタブレットだけど普通のノートパソコンより早く処理する能力がありますよー、プロユーザー向けのiPadですよということですね。
反対に、プロ向けのクリエイティブなアプリを使わない限りはオーバースペックでしかありません笑
iPad AirとiPad miniに搭載されているA12 Bionic chipは普段使い〜ハイアマチュアの方まで安心して使えるスペックです。
ポイント
- 絶対にスムーズに動画編集などの作業に集中したい方→iPad Pro(12.9インチ、11インチ)
- 絵を描く、画像編集をする→iPad Air
- インターネットや読書、動画 → iPad、iPad mini
対応アクセサリーによる違い
iPadを購入するポイントとして、用途別でおすすめのiPadを紹介しました。
この項目ではその使用用途に合ったアクセサリーがiPadに対応しているかを確認していきます。
モデル | iPad Pro | iPad Air、iPad | iPad mini |
Apple Pencil | ○(第1、第2世代*) | ○(第1世代) | ○(第1世代) |
対応キーボード | Smart Keyboard、Magic Keyboard、Bluetoothキーボード | Smart Keyboard、Bluetoothキーボード | Bluetoothキーボード |
*注意ポイント
-
- 第1世代はiPad(2018)とiPad Pro(10.5)インチ、iPad Air、iPad miniに対応
- 第2世代はiPad Pro(12.9と11インチ)のみに対応
互換性はないので、ご注意ください。
Apple Pencil
Apple Pencilはデザイン制作、絵を描く、手書きのメモ、ノートを作る時にタブレット上に直接書くことができる超便利グッズです。
iPadを使う理由のひとつでもあります。Apple Pencilが超優秀です。
PDFの上にメモやノートを取れるので、仕事にも役立つので、ビジネスマンこそApple Pencil!!!
PDFにメモを取った後、データを共有できるのが超便利です。
また学生さんも、勉強をするときにノートをひとつにまとめられるし、ベッドや消灯後もデータを確認できるのでおすすめです。
Apple Pencilは現在第1、2世代あります。
現在は2018年以降のiPad ProのみApple Pencil 第2世代に対応しています。
Apple Pencil 第2世代の特徴についてはiPad Proの項目で説明いたします。
ポイント
手紙メモ、ノート作り→iPad, iPad mini

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Smart Keyboard
Smart KeyboardはiPad mini以外の全モデルに対応しているApple純正の一体型キーボードです。
通常のタブレットがBluetoothでキーボードをを接続するのに対して、Apple純正のアイテムのSmart KeyboardはなんとiPadに直接、接続できます。
そのためキーボードの充電を気にしたり、Bluetoothの接続を確認することなく、iPadに接続すればすぐに使用できます。
外出先でiPadをパソコン代わりに使用したい方にはおすすめのキーボードの一台です。
Smart Keyboardのメリット
- カバーにもなるので、荷物が少なくなる!
- 薄い!
- 充電が必要ない!
- 取り付ければすぐに使える!
Smart Keyboardのデメリット
- 高い。iPadとは別売
- 打鍵が浅い
- 長時間の作業には向いていない
Magic Keyboard

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Magic KeyboardはSmart Keyboardにトラックパッドがついたキーボードになります。
こちらはiPad Pro専用のキーボードです。
よりMacbookに近づいたフォルム・使い方になりました。
価格による違い
各iPadのモデルはWi-Fiモデルのものを表記しています。
モデル | iPad Pro 12.9 | iPad Pro 11 | iPad Air | iPad 第6世代 | iPad mini |
価格 | 104,800円(税別)〜 | 84,800円(税別)〜 | 54,800円(税別)〜 | 34,800円(税別)〜 | 45,600円(税別)〜 |
こちらはスペックや使い勝手とは違う意味で頭を悩ませる問題です。
予算に余裕があればもちろんiPad Proがいいです。
それでもハイエンドモデルなのでタブレットでも、 ノートパソコンと同じぐらいの価格になります。

iPad Proは最低価格で8万5千円からと、iPad(無印)2台分以上の価格です。
iPad AirはiPad Proよりも3万円安いです。
iPad(無印)はiPad Airよりも2万円安いです。
iPad Proはカバーや保護フィルター、Apple PencilにSmart Keyboard等と揃えていくと結局10万円は余裕で超えてしまいます。
そのため明確にiPad Proをどう活用するかビジョンがある方以外の場合は、iPad AirやiPadがおすすめです。
iPad Proとの差額でSmart KeyboardやApple Pencilなどの周辺機器を揃えたり、MacbookやiPhoneなどの別のApple製品への資金に回すのもありですね。
Appleのエコシステム
iPhoneだけでなくiPadやMac、Apple WatchにAirPodsのようなApple製品を組み合わせて使うと、効率性・利便性がさらにあがります。
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次の項目以降では各iPadのモデルがどのような方におすすめかを紹介していきます。
iPad Pro
iPad Proはホームボタンが搭載されているモデルとされていないモデルがあります。
最新のモデルはホームボタンを廃止して、FaceIDを取り入れることでディスプレイをより広く使えます。
モデルの比較
iPad Pro 12.9, 11インチ
- ホームボタン無し
- Face ID搭載
- USB-C
- Smart Keyboardが背面もカバー
- Apple Pencil第2世代
- Magic Keyboard対応
こんな人におすすめ
最高のスペックに、USB-CとApple Pencil第2世代、Magic Keyboardが使いたい方におすすめ!
iPad Pro 10.5インチ
- ホームボタン有
- Lightning ケーブル
- Smart Keyboardは背面をカバーしない
- Apple Pencil第1世代

価格が下がってもまだオバスペ気味のiPadが欲しい方→iPad Pro 10.5インチ
新型iPad Pro(12.9, 11インチ)
ここではサイズに関係なく12.9, 11インチ共通の特徴を紹介します。
Face ID
この最新モデルのiPad Proは従来のホームボタンを廃止してFace IDを採用しました。
そのためベゼルが狭くなり、ディスプレイをより広くダイナミックに使えるようになりました。
USB-C
従来のLightningケーブルからUSB-Cになったので、様々な恩恵があります。
LightningケーブルはApple独自の規格なので、他製品と併せて使う時には変換アダプタが必要でした。
しかしiPad Pro2018年版では、USB-Cに変更したため基本的にはUSB-Cに対応しているデバイスを使用することができます。
iPad ProのUSB-Cで出来ること
- 外部モニターに画面出力
- USB-C対応のSDカード、カメラから高速データ移動
- Macbookと同じ充電ケーブルを使いまわせる
- iPhoneやカメラなどを充電できる
Smart Keyboard
従来のSmart Keyboardの接続部分はタブレットの側面に付いており、背面はカバーできませんでした。
この新型iPad Proは接続部分が背面に設置されており、背面もカバーできるようになりました。

Apple Pencil第2世代
iPad Proのモデル変更に伴い、Apple Pencilも次の世代に進化を遂げました。
主な変更点は以下です。
Apple Pencil第2世代
- Apple PencilがiPad Proに装着できるようになった
- ペアリングがより楽に
- 充電のし忘れが少なくなった
- iPad Pro装着時にApple Pencilのバッテリーが表示される
- ダブルタップでツールの切り替えができるようになった
一番嬉しい機能はiPad Pro本体に装着できるようになり、ペアリングも充電もそれだけでできるようになりました。
またダブルタップでツールの切り替えもユーザーフレンドリーで優しい機能です。
Apple Pencil 第1世代
第1世代のApple Pencilは充電・ペアリングするのにiPad Proに接続しないといけないのですが、その格好がとても滑稽で・・・・。


次にiPad Pro 2018、2020年のサイズ別で見る特徴の紹介です。
iPad Pro 12.9
こんな方におすすめ
- 大画面は正義
- 絵などのクリエイティブなことにiPadを使いたい
- パソコンの代わりにiPadで全て完結させたい
- 違う作業を同時にこなしたい
iPad史上最大の12.9インチ。
その大きさはもはやノートパソコンのディスプレイと同じぐらい。
大画面をダイナミックに使ったイラスト制作やSplit Viewで作業が捗ること間違い無し。
Split View(スプリットビュー)は2つのアプリを、画面上に同時に表示する機能のことです。
画面が大きいために動画の編集などもサムネなどが大きく見えるし、誤作動も少なくなります。
その大きさゆえに持ち運びはなかなか億劫なので、家で据え置きとして使いたい方向けです。
とにかく最高のスペックのiPadを購入したい場合はこのiPad Pro 12.9インチがおすすめです!


iPad Pro 11インチ
こんな方におすすめ
- 家でも外出先でもiPadで作業をしたい
- 絵などのクリエイティブなことにiPadを使いたい
- Apple Pencil第2世代をとにかく使ってみたい

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11インチですが旧型のiPad Pro 10.5インチ(ホームボタン有り)と ほぼ同じ大きさに厚さは少し薄いです。
それでいて、ホームボタンを廃止したので旧型より大きくダイナミックに使用できます。
11インチのiPad Proは持ち運びできるサイズのために、こちらは外出先でも使いたい方向けです。
もちろん12.9インチより安価ですので、とにかくApple Pencil第2世代を使ってみたいという方向けでもあります。
12.9インチが大きすぎると感じる場合はiPad Pro 11インチがおすすめです!
iPad Pro 10.5インチ
価格は下がったものの、そのスペックは未だにオーバースペック。
最新モデルと比較した時に、惜しいポイントは、サイズが小さい、Apple Pencilの充電が面倒、lightningケーブルというぐらいです。
逆にここが気にならない方なら、値下がりした今が買い時!
ホームボタンが有るモデルなので、Face IDに対してアレルギー反応がある方にもおすすめのモデルです。

こんな方におすすめ
今でも充分オーバースペックのiPad Proをお得に購入したい。
iPad Air
iPad Pro(10.5インチ)の廉価版とも言えるiPad Airが2019年4月から発売開始しました。
廉価版とはいえ、チップも最新のものに、ディスプレイも一新されました。
さらにSmart KeyboardにもApple Pencil(どちらも第1世代)にも対応したので、iPad Proのような使い方ができるミドルクラスのiPad Airがここに爆誕です。
iPad Proがオーバスペック気味、予算がオーバーという方にはこのiPad Airを検討していただきたいです。
iPadではチップが古く、動きがもたつくかもしれない場合はiPad Airが無難です。

iPad(無印)
こんな方におすすめ
- コスパのいいタブレットが欲しい
- インターネット、読書、ゲーム、動画を見るのに使う予定だ
- Apple Pencilを使ってみたい
- Face IDよりホームボタンが好きだ
- 家や外出先で気軽に持ち運びたい
クリエイティブな作業をする予定でない日常使いの場合iPadが一番コスパがいいと個人的に思います。
2018年のiPadからはApple Pencil(第1世代)も使えるようになり、従来iPad Proでしかできなかった、絵を描いたりノートを作ることもできるようになりました。
Apple Pencilを活用したノート作り、勉強への活用ができることから学生さんや親御さんにおすすめしたいコスパ最強のタブレットNo.1です。
それでいてお値段はProの半分以下です。
チップが他のモデルに比べると古いのだけが傷ですが、ビデオやインターネット、読書をするだけなら全く支障はございません。
初めてのiPadなら、iPad(無印)がおすすめです!
iPadがどんなものかなどを経験するための最初の一台としておすすめです。
もしスペックに満足いかない使い方なら、AirまたはProにアップグレード。

iPad mini
こんな方におすすめ
- とにかく小さいタブレットが欲しい
- ベッドで寝転びながら使いたい
- どこにでも持ち運べるサイズのiPadが欲しい
iPad miniは名前の通り、小さいサイズのiPadです。
そこまで大きくないサイズのiPadが欲しい方にもってこいの手持ち感最強のiPadです。
スマホやiPhoneとの使い分けも、利用するコンテンツによってできます。
2019年にiPad miniがリニューアルされたことにより、最新のチップが搭載されて手持ち感も最強のiPadになりました。
作業用タブレットではなく、読書、動画、ゲーム、ビデオ電話というタブレットらしい使い方をしたい方におすすめのiPadです。

iPad mini購入しちゃいました
私バカロカもiPad mini購入しちゃいました笑
iPad Proと使い分けがしっかりとできるのがいいです。
iPad miniの関連記事
まとめ
この記事ではiPad Pro、iPad Air、iPad(無印)、iPad miniの4モデルを用途・サイズ・スペック・価格の項目で比較しました。
2018年モデルのiPadがApple Pencilに対応して以降、全てのモデルがApple Pencil対応になりました。
これにより、どのモデルのiPadがいいかより迷うことになりましたので、各タブレットの特徴とおすすめのポイントをもとに紹介しました。
以上の各iPadの用途・サイズ・スペック・価格で比較した上での簡単なおすすめチャートを作成しました。
iPadおすすめまとめ
- iPad Pro 12.9インチ→大画面でクリエイティブな作業を家でじっくりしたい方向け
- iPad Pro 11インチ→持ち運び可能なパワフルなタブレットが欲しい方向け
- iPad Air→iPad以上iPad Pro以下のスペックが欲しい方向け
- iPad(無印)→コスパのいいタブレットでApple PencilとSmart Keyboardも使いたい方向け
- iPad mini 5→ベストバイiPad!小さいは正義

クリエイターの方にはiPad Pro!!
今日のガジェ道

何に使うかをしっかり見極めるのがガジェ道なり。
でも結局迷って、予算が許すならiPad Proいっちゃいなよ。
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