
前回紹介したHHKBのPFUと東プレは高級キーボードとして知られています。
国内では、HHKBはMacユーザーには愛され、Windowsユーザーにはこちらの東プレのREALFORCEが愛されていました。
REALFORCEはWindows配列のキーボードだったため、Macユーザーは高性能のキーボードを味わうためにキー配列が違ってもこのREALFORCEを使っていました。
しかし、そんな必要も、もうないのです。
東プレのREALFORCEがMac配列に対応しました。
これでキーを見たままで操作することができるようになります。
そして、それこそまさに私が欲しいものになり得るのだ!!!
目次
キーボードに求めるもの
私がキーボードに求めるものは以下の5点です。
キーボードに求めるもの
- タイピング性能
- JIS配列(でもひらがなの文字なしで)
- Macキー配列
- USB接続ないし、レシーバー対応
- デザイン
今回はこの理想と「REALFORCE(R2-JPVM-WH)」がどこまでマッチしているかを勝手に判定していきます。
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Macbook Proの作業効率Up計画その2。最強のキーボードを求めて。
その前に簡単なREALFORCE(R2-JPVM-WH)のスペックを紹介します。
REALFORCE(R2-JPVM-WH)

http://www.realforce.co.jp/products/R2-JPVM-WH/index.html
国内の最高峰キーボードはこれまで東プレの「REALFORCE」とPFUの「HKKB」シリーズでした。
しかしREALFORCEにはMacのキー配列のものがなく、Macユーザーは泣いていました。
それでも中にはWindowsキーをMacキーに割り当ててまで使う猛者もいたみたいです。
それが苦手な人はHKKBやApple純正のキーボードを使ってきていました。
しかーーーーーし、それも先月までの話でした。
2019年4月にREALFORCEがついに、ついにMac配列のキーボードを4種類発売しました。
ポイント
Realforce for Mac / R2-JPVM ブラック/ホワイト
です。
いや2種類やんけ。と思われるかもしれませんが、この白と黒とでは少し種類が違ってきます。
これは後述しますが、触り心地やキー刻印方式が変わってきます。
そのためRealforce R2SA-JP3Mブラック/ホワイトとR2-JPVMブラック/ホワイトの4種類です。
共通スペック
共通スペック
- 静電容量無接点方式
- Mac配列
- 日本語配列
- ファンクションキー・テンキー付き
- USB I/F接続
モデルの違い
R2SA-JP3M
R2SA-JP3Mが上位モデルになります。
特徴としては静音・APC付き・キーの重さが30g均一です。
つまり、静かでキーのオン位置を変更できるので入力の最適化ができてキーが軽いのがこのR2SA-JP3Mです。
ただしお値段は全く可愛くありません。
鬼の3万7千円です・・・。
鬼畜か。
Macは本当に高いですわ。

R2-JPVM-WH
こちらの特徴はAPCとは違い、変荷重です。
キーの重さは不均等で、もっとキーを入力している感じがします。
非静音ですが、そこまでうるさくない模様。
そしてお値段は約3万円(!!)。
上位モデルよりも7千円も安いです。お買い得ぅ!!

以下ではこのR2-JPVM-WHのモデルが私のキーボードの理想像とどれだけマッチしていくかを勝手に話していきます笑
タイピング性能
HHKBと同じく静電容量無接点方式を取っているため、その押し心地は至極のものらしいです。
変荷重のため、キーによって重さは異なりますが、慣れれば問題なしとのこと。
小指で入力すれば少し重さを感じるそうですが、あまり小指を使うことはないので無問題。
APC機能はついててもズボラな私だと結局調整せずにそのまま使いそうだし、それならお金の無駄なので今回はパスすることにしました。
まだ買うかはわからないですが、3万円でも高いのに4万円近くはとてもじゃないです。
静電容量無接点方式についてはシリーズ前回の記事の「HHKB」で触れましたので気になる方はそちらの記事をどうぞ。
Macbook Proの作業効率Up計画その3。候補筆頭、HHKBのキーボードPD-KB420
利便性も
HHKBとは違い、テンキーにファンクションキーも完備されています。
確かにキーボードは大きくなりますが、それでもやっぱりこういうのはあるに越したことはないです。
JIS配列(でもひらがなの文字なしで)
JIS配列です。
やはり日本語を使って仕事をしている以上、なんだかんだでJIS配列がいいです。
右上に¥マークがあるのが落ち着きます笑
そしてEnterキーも大きいので、「ッッターーーン」を仕損じることもありません。
まあこれぐらい大きいキーボードだと家で使うのが前提なので、誰に向けての「ッッターーーン」かわかりませんが、ミサワ様は見ています。
さらにウルトラ好感度が高いのが、HHKBと同じくJIS配列にもかかわらず、ださいひらがなの印字がありません。
これで見た目すっきりシンプルに使えます。
本当にひらがなは、キーボードカバーとして付属品扱いにするべきです。

Macキー配列
こちらもクリアです。
Macキー配列を基礎としながらも左上にはWindowsチックに半角/全角/漢字のキーなどどちらでも使えるように想定されたものがあります。
会社のパソコンは安定のWindowsなので、これがあればWindowsでもMacでも同じ操作で入力ができます。
それって多分超便利です笑
Windows基礎のキーボードだと、手元に不要なWindowsキーがaltとctrlの近くにあってイライラですが、Mac基礎だとあまり誤操作もない場所なのでストレスも少なさそうです。
Windowsキーのあの配列は便利に思う時とめっちゃ邪魔に感じる時があるので、ないほうがどっちかというと嬉しいです。
それかキートップの方のあまり触わらない場所にそっと置いておいてくれれば笑
USB接続ないし、レシーバー対応
USBの有線接続です。
Apple信者としては無線でシンプルなデザインこそが至高かもしれませんが、私的には不細工でも実をとっていきたいです。
Bluetoothの接続がいまいちで繋ぎ直しを何回もするなら、キーボードを買った意味・・・!!!となりそうだからです。
じっくりと腰を据えて作業をできる最高の1台だからこそ、そういったストレスがないものを選びたいですね。
デザイン
デザインは可もなく不可もなく。
つまりOKです。
それでもひらがながないJIS配列ってだけで超超高ポイントですけどね。
それで言えば、超合格です。
さてここで、最初のモデルのところで述べたキーボード本体の色の話です。
各モデルにはブラック/ホワイトと2パターン用意されています。
これは見た目だけの問題ではなく触り心地やキー刻印方式による違いがあります。
触り心地
ホワイトは樹脂にインクを浸透させる「昇華印刷」、ブラックはレーザーで文字を焼き付ける「レーザー印刷」でキーの文字を印刷しています。
レーザー印刷のほうは、キーに凹凸ができ、昇華印刷は平坦なままです。
また材質も異なります。
ホワイトはあっさりで、ブラックはこってりです。

今私が使っているMacbook Proも黒いキーボードで最初は指の脂とか気になっていました。
黒はかっこいいのですが、油がついて目立ちやすいです。
さらにキーの凹凸が多分気になってくるかもしれません。
キー刻印方式
昇華印刷はレーザーと違い文字の薄れに強いです。
やっぱりそういったキーの薄れって所有欲を削ぎますからね、ここ結構大事です笑
以上の2点の理由から私は「昇華印刷」のホワイトカラーを検討しています。
そしてホワイトカラーはブラックに比べて3600円ほど値段が高くなります。
な?そういうことや。
値段が高いっちゅうのはな、そういうことや?
ん?わかるか?
値段が全てではないですが、目安にはなります(たまに)。
まとめ
東プレのREALFORCEがMac配列に対応したことで、私の興味も一気に注がれました笑。
今まではMacユーザーでハイエンドモデルはHHKBかWindowsキー配列のREALFORCEでしたが、今年からはMacキーのREALFORCEという選択肢もできて、これは嬉しい悩みが増えた反面やはりその価格に頭を痛めます。
安くて3万円からって・・・。
おま、安いキーボード15台ぐらい買えるやんけ・・・。
次で理想のキーボード編は終了です。
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