
今回この有料カメラアプリを紹介するのは、結構カメラアプリにお金をかける人がいないんだなーといつも思うからです。
実機のカメラだとレンズやアクセサリーにたくさんお金をかける沼があるのに、アプリが有料だと買わないってのは損をしていると思います。
私はブエノスアイレスで市内観光ガイドもしており、日本からいらっしゃるお客さんはだいたいiPhoneを使っています。
がみなさん、デフォルトのカメラアプリのみを使用していて、「どうして私とあなたで撮れる写真が違うの?」と結構聞かれます。
腕ですわ!!と言いたいところですが、もちろん違います。
私カメラアプリにお金払ってます。
カメラレンズの沼にはまるぐらいならiPhone+有料カメラアプリという考え方もありよりのありだと判断したからです。
私はもともとカメラ関係に興味があったので、カメラアプリに対してお金を払うことに何もためらいがありませんでした。
しかし人によっては無料のカメラがあるのに、わざわざお金をかける必要があるのだろうかと首を傾げる人もいると思います。
この記事はこんな方におすすめ
- ProCameraを購入しようか迷っている
- 何かいいカメラアプリを探している
- カメラアプリにお金を払う必要があるの?
- iPhoneを一眼レフのように使いたい
- iPhoneで写真をさっと綺麗に編集したい
目次
実際の写真・動画例


私が使っているのiPhone 8なのでシングルレンズですが、アプリを使うことでシングルレンズだけどまあまあな写真が撮れちゃいます。
実際に私のアルゼンチンブログ用のアカウントのインスタグラムから有料をアプリを使えばどんな写真が撮れるかをご覧ください。
有料カメラアプリがあればこのようにまあまあの数のイイネ!をしてもらえる写真を撮れちゃいます。
写真はもちろん加工されていますが、編集もProCameraでできちゃいます。
ちなみに画像は私の写真を別のメディアにシェアしてもらったものです。
自分でアップロードしたやつはなかなかイイネ!がつかなかったのでここでは控えます笑
でも@vacaloca1219というのは私です。


みなさんもぜひフォローといいねをしてください笑
地球の裏側から喜びます笑
ProCameraの特徴
ProCameraはiOSの有料アプリです。


iPhoneのデフォルトのカメラやその他の無料アプリではなくProCameraを強くおすすめする理由はこちらです!
ポイント
- 明るさ調整ができる
- シャッタスピードを変更できる
- ISO数値も変更できる
- HDRがより綺麗に撮れる
- ナイトモード付き
- BOTHIEが使える
- 撮った写真の編集ができる
- 手振れ防止機能付き
明るさ調整やシャッタスピードの変更ができるので、 iPhoneを一眼レフのように使いたい方におすすめのカメラアプリです。
私は2019年にiPhone 11 Pro Maxを購入しました。iPhone 11 Pro Maxでは有料アプリよりもネイティブのカメラアプリを普段使いますが、撮影条件が厳しい時だけPro Cameraを使っています。
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明るさ調整
明るさを調整することで、写真の写り具合を調整できます。
屋外で、撮りたい写真が白飛びしている場合には暗く、反対に室内でもっと対象を明るく撮りたいときは明るく調整することができます。
これでもっと明るかったらなー、暗くできたらなーを解決できます。
ヒストグラムもついているので明暗に確認もしやすいです!
シャッタースピードが変更できる
シャッタースピードを調整することで、撮れる写真の幅が増えます。
まずは下の風車の写真をご覧ください。
シャッタースピードが速い→左の写真のように動いているものをピタッと撮れます。
シャッタースピードが普通→真ん中の写真のようにはっきりはしていないけど、ぼんやりと輪郭が見える写真が撮れます。
シャッタースピードが遅い→右の写真のように輪郭がぼけぼけに撮れます。
このようにシャッタースピードを変えると、今まで撮れなかった写真も撮れるようになります。
例



左がシャッタースピードが速く、右が遅い写真です。
参照:https://snapsnapsnap.photos/a-beginners-guide-for-manual-controls-in-iphone-photography-shutter-speed/
ISO数値の変更
ISO数値は基本的には触りませんが、シャッタースピードを速くしすぎる時に、明るさを整えるためにISO数値をあげる必要があります。
シャッタースピードが早すぎると、写真が暗くなりますので、ISO値をあげることで写真を撮れるようにします。
ISO値はあげすぎると、画像が荒くなるので、なるべく光を確保するなどしたほうがいいです。
HDRがより綺麗に撮れる
HDRとは明度の違う写真3枚を連写して、合成して仕上がりを綺麗にする機能です。
動体ものではなく建物や風景のような動きが少ないものに対して有効です。
そのHDRはiPhoneのデフォルトのカメラでもできますが、ProCameraのHDRはよりうまく合成できます。
デフォルトのHDRは動いている物や手ブレで合成が失敗することもありますが、ProCameraはうまーーく合成してくれます。
またProCameraではHDRの撮影終了後に、フィルターをかけることでパパッと好きな写真のテイストに仕上げられます。
ナイトモード
ナイトモードは特に夜の撮影に特化した撮影モードです。
夜の街や暗い場所での撮影に適しています。
上のモードを上手く使うには
上記3つのモード、ナイトモード・HDR・スローシャッターを上手く使うには三脚の組み合わせが綺麗に撮影できる鍵です。
三脚は人間の手と違って固定して写真を撮れるので、上記3つのモードのように手ブレが好ましくない時には三脚は必須ですね。
私がスマホ用の三脚としておすすめしているのはManfrottoの「PIXI」です。
小さくて、どこにでも持ち運べる上に、全く荷物の邪魔にならないので最強のGo-To三脚です。
PIXIはカバンにいれっぱなしにしていても全く気にならない程度です。
それでいて外出先で使いたい時にいつでも使えるので本当におすすめです。
BOTHIE
ProCameraにはネイティブカメラアプリにはない、「BOTHIE」モードがあります。
BOTHIE」モードではPhone 11 Pro MAXではフロントカメラと背面カメラの両方のカメラで同時に動画を撮ることができます。
これは ネイティブカメラアプリではできません。
Bionic A12チップ以降のiPhoneならこの機能を使用できます。
メモ
この機能を使えば、Vlogスタイルで、対象と自分を同時に撮影することができます。
街中を歩きながら自分も撮影したいという場合にこの機能は多いに役立ちます。
アイコンの変更
ProCameraはアイコンの変更もできます。
写真の編集ができる
これがProCameraを買いたい方の背中を押す要素になると思います。
ProCameraはシャッタースピードを変更できるなど一眼レフ要素だけでなく、写真の編集も結構細かくできます。
こちらは後で実際の編集の様子の項目で説明します。
公式プロモーション動画
1分で見れる公式のプロモーション動画でどんな感じで使うかご覧ください。
撮影してみる
実際にProCameraを使って撮影する様子の動画を用意しました。
動画のように各設定をスクロールバーで調整しながら写真を撮ることができます。
その変化もディスプレイで確認することができるので、撮る写真の完成もイメージできます。
写真の編集
パソコンやタブレットでPhotoshopやLightroomで編集もできますが、手元のスマホでお手軽に本格的に編集もできるのがこのProCameraの強みでもあります。
最終的な仕上がりはこの写真のようにごっりごりにこってこての色つけしたインスタバエ!写真も撮れます笑

ProCameraの良くないところ
ここまでProCameraの特徴とメリットを紹介してきましたが、ちょっと気になるところも数点あります。
気になるところ
- アプリ内でも機能を解放するにはさらに課金
-
アプリからのアルバムではAirDropは使えない - タイムラプス・パノラマモードはない
- 無音にはできない
課金
ナイトモード・HDRを利用するにはさらに課金する必要があります。
ProCamera本体が720円、HDRが400円、ナイトモードが480円と全ての必要な機能を解放するには合計で1600円とアプリにしてはなかなかのお値段になります。
しかし逆に言えばン十万する一眼レフのレンズに比べれば破格の値段です。
せっかくいいレンズや機能がついているiPhoneをもっと活用するには仕方のない投資だと思います。
カメラをたくさん使う方なら買っても後悔することはないと断言できるほど、全ての機能が揃ったいいアプリです。
AirDrop
ProCameraのアルバムからはAirDropでApple製品に写真や動画を送信することができません。
そのため、デフォルトの写真アプリからAirDropを使う必要があります。
これが少し一手間ですが、ProCamera→撮影・編集、デフォルトの写真アプリ→AirDropというように私は使い分けています。
アップデートによりAirDrop対応になりました。
アプリ内のアルバムにアクセス→写真の選択→シェアボタンをタップ→AirDropで送信先を選択→送信。
AirDrop送信設定
AirDropで設定できるものは以下の項目です。
- 写真サイズ
- ファイルをJPEGに変換する
- 地理情報を削除する
おすすめは写真サイズはフルサイズ、ファイルはJPEGに変換、地理情報は削除です。
タイムラプス・パノラマモード
iPhoneのデフォルトアプリのカメラにはタイムラプス・パノラマ機能がついていますが、ProCameraには この機能がありません。
なのでここも使い分けです。
無音にはできない
これは日本・韓国でiPhoneを買った人の悩みのタネだと思います。
現在のiOSではカメラのシャッター音を消すには、別に無音アプリを使う必要があります。
ただ無音アプリだとシャッタースピードやProCameraについている機能がないので、ここは性能との引き換えになります。
私はアルゼンチンにおいて、このシャッター音は甘んじて受け入れています。

どれもデメリットと言うデメリットではないと個人的に思います。
このアプリの性能に対してお金を払うと言うのは当たり前だと思いますし、実際のカメラにハマるのが怖いのならこのアプリに課金して抑えるのがいいと言う見方もできます。
撮影した写真はもちろん共有!
撮影した写真はもちろんSNSやメッセンジャーアプリで共有して、楽しみましょう。
Apple製品を持っていれば、AirDropという機能でiPhoneで撮影した写真をパソコンやタブレットにシームレスで共有できます。
AirDropはWi-FiやBluetoothを使うことで、Apple製品同士ならスパッとデータを移動できます。
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AirDropとは?データや写真をその場でiPhone等に転送できる魔法の機能。


そして私にもここで写真を共有させてください。
親バカパッパの溜まった息子の写真です。
室内で明るくなくてもなんとかここまで撮れます。
お子さんがいらっしゃる方にもおすすめのアプリです。
動き回る子供を撮ろうとすると、ブレやすいですが、このProCameraを使えばシャッタースピードを変更できるのでブレなしでピタっとした写真を撮れます。
ストレージがもっと欲しい場合は
ストレージがもっと欲しい場合はiCloudやGoogle Photoなどのクラウドサービスを使うことをおすすめします。
私の場合は息子の動画ばっかり撮るので、ストレージがすぐパンパンになるのでiCloudとGoogle Photoの両刀です。
Google Photoは無料で使用する分には写真の保存は圧縮されても綺麗ですが、動画は結構劣化しますのでご注意を。
圧縮なしでアップロードするには容量の限度があるので、使い分けが大事です。
iPhone本体のストレージ容量を増やすよりiCloudのクラウドサービスを月額で利用した方がいいと個人的にいつも思っています。
というのも、iCloudの場合はiPhoneだけに限らずお使いのMacやiPadでも共有できるのでアプリの情報やデフォルトのメモ。カレンダーなどの同期もしてくれるのでとても便利だからです。
まとめ
iPhone自体の性能がいいため、デフォルトのカメラアプリを使い続けている方もいると思いますが、せっかくの性能を生かしたいなら有料でもカメラアプリを使うべきです。
明るさやシャッタースピードの変更に編集は思った以上に便利ですので、カメラをたくさん使う、インスタバエガホシイ!という方にはマストアプリです。
インスタグラムで編集するよりもさらに細かく編集できるので、みんなと違うおぉ!という風な写真をアップすることもできます。
その他のカメラアプリ
その他のカメラアプリとしてはHalideがあります。
ProCameraが状況をコントロールに特化しているのに対し、Halideはボケの量のコントロールに特化しています。
そのため使い分けができるカメラアプリです。
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iPhoneユーザーにおすすめの有料カメラアプリまとめ。【ボケやシーン別に使い分けたいアプリ】
今日のガジェ道

明るさとシャッタースピード、その場で編集できるのは超便利。
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